優しいのみもの

「優しい」・・って、私基準です。

2021-01-02から1日間の記事一覧

紅爐一点雪(こうろいってんのゆき)

禅 語(出典『碧巖録』) 真っ赤に燃えている炉に、一片の雪が舞い落ちて瞬時に無くなるように、 跡形を残さないこと。 人間の儚い命や寿命、 また煩悩や妄想が一瞬のうちに消え去る意味でもつかわれる。 正確には「紅爐上一點雪」。 禅の悟りを体得した人は…

本来無一物(ほんらいむいちもつ)

禅 語(出典『六祖檀経』) 人間は本来裸であり、一物も持たない、ということ。 「本来」は元々、「無一物」は何もないという意味。 禅宗の六祖慧能禅師が自らの悟りの境地を、この一句に託した。 人間葉物を所有すれば、その者に執着して妬みや争いが生じる…

日々是好日(にちにちこれこうにち)

禅 語(出典『碧巖録』) 毎日毎日がかけがえのない最良の日である、ということ。 唐代の禅僧である雲門禅師の言葉で、広く知られた禅語の一つ。 人生には、晴れの日もあれば雨の日も、 また楽しい日もあれば悲しくて辛い日もある。 しかし、悲しい時は泣い…

東山水上行(とうざんすいじょうこう)

禅 語(出典『雲門広録』) 東の山が水の上を動いていく、ということ。 唐代の雲門禅師の有名な言葉で、禅の公案によく使われる。 ある時、雲門禅師が一人の僧に 「如何なるか是れ諸仏出身の処」と問われた。 これに対して、禅師が答えたのが、「東山水上行…

拈華微笑(ねんげみしょう)

禅 語(出典『無門関』) 真の師弟関係に言葉は要らない。 なぜなら、お互いに心が通じ合うことが何よりも大切だからである。 釈尊は晩年のある時、蓮華の一枝を取って無言で弟子達の前に差し出した。 すると迦葉がその意を悟って微笑し、 これを見た釈尊大…

悟無好悪(さとればこうおなし)

禅 語(出典『信心銘』) この句の前に 「迷生寂乱」(まよえばじゃくらんをしょうじ)がある対句。 迷いが生じれば心が乱れ、「これが好き、あれが嫌い」という意識が生まれるが、 迷いから脱却して悟れば、そうした好悪がなくなる、ということ。 「寂乱」…

和敬清寂(わけいせいじゃく)

禅 語 千利休の茶の精神を四つの規範として言い表した言葉で、 茶祖・珠光が創唱したものとされる、禅の神髄に繋がる言葉でもある。 「和」は、囚われの心から脱却して、和らいで混じり合うこと。 「敬」は、敬い尊敬すること。 従って、「和敬」とは、 主客…

一期一会(いちごいちえ)

禅 語(出典『山上宗二記』『茶湯一会集』) 一生あるいは生涯において、 ただ一度きりの会合、出会いということ。 一瞬一瞬に全身全霊を傾ける心の持ち方を言う。 『山上宗二記』には、 「常の茶湯なりとも、路地へ入るより出るまで、 一期に一度の会のよう…

千里同風(せんりどうふう)

禅 語(出典『景徳伝燈録』) 遥か彼方まで同じ風が吹いていること。 この語句の前に「君子」がつけば、 どこにいようとも君子の風格や説くことは全く変わらないということである。 「千里」には、遠方という意味の他に、至る所、どこへ行っても、という意味…

普化振鈴(ふけしんれい)

禅 語(出典『五燈会元』) 自分の役割を終えたら、鈴の音だけを残してサッと消え去ること。 唐代の普化禅師の話として有名な言葉である。 普化禅師は鈴を振って遊行した禅僧として知られるが、 その普化禅師が、臨済禅師を助けて一緒に衆生を教化した後、 …

啐啄同時(そったくどうじ)

禅 語(出典『碧巖録』) お互いの息がピッタリ合うこと。 禅宗では修行者と師僧との間における、悟りの機縁を逃さない一如一体の働きを言う。 茶の湯での主客の他、親子や夫婦などの間にも通じる言葉です。 表千家八世・啐啄斎宗左の名はこの、「啐啄の機」…

至道無難(しどうぶなん)

禅 語(出典『信心銘』) 一つの道に至ることは決して困難なことではない。 「至道」は、『荘子』在宥篇の中に出てくる言葉で、人の歩むべき最高の道のこと。 しかし、そのような至高の道に到達できるのは実際には容易なことではない。 では、どうすればよい…

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