優しいのみもの

「優しい」・・って、私基準です。

日本茶

本来無一物(ほんらいむいちもつ)

禅 語(出典『六祖檀経』) 人間は本来裸であり、一物も持たない、ということ。 「本来」は元々、「無一物」は何もないという意味。 禅宗の六祖慧能禅師が自らの悟りの境地を、この一句に託した。 人間葉物を所有すれば、その者に執着して妬みや争いが生じる…

日々是好日(にちにちこれこうにち)

禅 語(出典『碧巖録』) 毎日毎日がかけがえのない最良の日である、ということ。 唐代の禅僧である雲門禅師の言葉で、広く知られた禅語の一つ。 人生には、晴れの日もあれば雨の日も、 また楽しい日もあれば悲しくて辛い日もある。 しかし、悲しい時は泣い…

東山水上行(とうざんすいじょうこう)

禅 語(出典『雲門広録』) 東の山が水の上を動いていく、ということ。 唐代の雲門禅師の有名な言葉で、禅の公案によく使われる。 ある時、雲門禅師が一人の僧に 「如何なるか是れ諸仏出身の処」と問われた。 これに対して、禅師が答えたのが、「東山水上行…

拈華微笑(ねんげみしょう)

禅 語(出典『無門関』) 真の師弟関係に言葉は要らない。 なぜなら、お互いに心が通じ合うことが何よりも大切だからである。 釈尊は晩年のある時、蓮華の一枝を取って無言で弟子達の前に差し出した。 すると迦葉がその意を悟って微笑し、 これを見た釈尊大…

悟無好悪(さとればこうおなし)

禅 語(出典『信心銘』) この句の前に 「迷生寂乱」(まよえばじゃくらんをしょうじ)がある対句。 迷いが生じれば心が乱れ、「これが好き、あれが嫌い」という意識が生まれるが、 迷いから脱却して悟れば、そうした好悪がなくなる、ということ。 「寂乱」…

和敬清寂(わけいせいじゃく)

禅 語 千利休の茶の精神を四つの規範として言い表した言葉で、 茶祖・珠光が創唱したものとされる、禅の神髄に繋がる言葉でもある。 「和」は、囚われの心から脱却して、和らいで混じり合うこと。 「敬」は、敬い尊敬すること。 従って、「和敬」とは、 主客…

一期一会(いちごいちえ)

禅 語(出典『山上宗二記』『茶湯一会集』) 一生あるいは生涯において、 ただ一度きりの会合、出会いということ。 一瞬一瞬に全身全霊を傾ける心の持ち方を言う。 『山上宗二記』には、 「常の茶湯なりとも、路地へ入るより出るまで、 一期に一度の会のよう…

千里同風(せんりどうふう)

禅 語(出典『景徳伝燈録』) 遥か彼方まで同じ風が吹いていること。 この語句の前に「君子」がつけば、 どこにいようとも君子の風格や説くことは全く変わらないということである。 「千里」には、遠方という意味の他に、至る所、どこへ行っても、という意味…

普化振鈴(ふけしんれい)

禅 語(出典『五燈会元』) 自分の役割を終えたら、鈴の音だけを残してサッと消え去ること。 唐代の普化禅師の話として有名な言葉である。 普化禅師は鈴を振って遊行した禅僧として知られるが、 その普化禅師が、臨済禅師を助けて一緒に衆生を教化した後、 …

啐啄同時(そったくどうじ)

禅 語(出典『碧巖録』) お互いの息がピッタリ合うこと。 禅宗では修行者と師僧との間における、悟りの機縁を逃さない一如一体の働きを言う。 茶の湯での主客の他、親子や夫婦などの間にも通じる言葉です。 表千家八世・啐啄斎宗左の名はこの、「啐啄の機」…

至道無難(しどうぶなん)

禅 語(出典『信心銘』) 一つの道に至ることは決して困難なことではない。 「至道」は、『荘子』在宥篇の中に出てくる言葉で、人の歩むべき最高の道のこと。 しかし、そのような至高の道に到達できるのは実際には容易なことではない。 では、どうすればよい…

且座喫茶(しゃざきっさ)

禅 語(出典『臨済録』) 「まあ、しばらく座ってお茶でも飲みましょう」と言うこと。 「且」は、「まあまあ」「さて」などと相手に呼びかける時に使われる言葉。 忙しい日々の生活に流されている中で、 フッと一息入れて心を落ち着かせるきっかけとして、一…

行雲流水(こううんりゅうすい)

禅 語(出典『普勧坐禅儀』) 雲が行き、水が流れる様。 悠々と大空に浮かぶ雲、岩間を滞ることもなく流れる水に、 煩悩、執着を捨て去った無心で自由な生き方を象徴させている。 しかし、禅の修行層を雲水というように、 そんな自由な境地を得るために、雲…

看脚下(かんきゃっか)

禅 語(出典『碧巌録』) 足元を見よ!の意味。 お茶の世界では特に大切な言葉である。 人は、慣れてくると、初心を忘れ、基本を疎かにしがちになってくる。 「看脚下」(かんきゃっか)は、 そのような時に、足元を見て、 これでよいのだろうかと反省する心…

静寂(せいじゃく)

禅 語 「静浄寂滅」の略とも、「和敬清寂」の二語とも。 「寂」はわび茶の根本精神で、 「静寂」は全ての執着を捨て去った清らかな境地を言う。 「静寂」はひっそりとした物寂しい様子を表すが、 「静寂」とほとんど同意に用いることもある。

忘筌(ぼうせん)

禅 語(出典『荘子』) 一度悟りの境地に達したら、そのための手段は全て必要がなくなるということ。 「筌」(せん)は魚を捕るための細長い龍のようなもので、 目的である魚を捕ってしまえば、手段である「筌」は必要なくなる。 『荘子』の 「筌は魚にある…

萬歳(ばんぜい)

禅 語 いつまでも生き、栄えること。それを寿ぎ喜ぶこと。 禅では、決して変わらない真理、仏や悟りの境地を称える言葉と捉える。 漢の武帝が、正月に嵩山の山の神に国家安泰を祈った時、 臣民が万歳と唱えたところに山にこだまして三度鳴り響いた。 この言…

露(ろ)

禅 語(出典『五燈会元』) 禅語では「つゆ」ではなく、「ろ」であって、 全てを晒し出すこと、暴露する、露顕する、披露するなどの「露」である。 ある時、一人の層が雲門禅師に次のように訪問した。 「父母を殺したら仏様に向かって懺悔するだろうが、 で…

夢(ゆめ)

禅 語(出典『金剛経』) 禅では現実の経験を夢であると断じる。 確かなのは、人は生まれて、死ぬことだけであると。 どんなに大きな権力を持ち、財産を得ても、 死と言う現実を前にはなす術がない。 まさに『金剛経』にあるように「一切有為の法は夢幻泡影…

無(む)

禅 語(出典『無門関』) 執着のないこと。経験や知識以前の純粋な人間の意識を言う。 禅宗では、「無」は「虚無」、 あるいはただ物がないことを意味するのではない。 茶の湯の世界で、心を無にして稽古に臨む、 心を無にして茶器に臨むという言い方をよく…

茶外茶一覧

茶外茶 茶外茶とは 茶外茶一覧

椎葉山茶

日本茶 宮崎県椎葉村伝統の「薪の火で手炒り」した「椎葉山茶」 椎葉村は、 宮崎県北西部、九州山地の中央に位置し、 1,000mを越える峻険な九州山脈に抱かれ、 村の面積の96%を山林が占める自然豊かな所です。 平家落人伝説を伝える村であり、現在でも独自の…

日本茶の「パッケージ」について

緑茶・茶葉 スーパーなどセルフサービスのお店では、 商品に表示されている内容をきちんと読み取ることが、 良いお茶選びの一歩です。 お茶には、JAS法、食品衛生法、他の法律に基づき、 茶業団体が作成した統一の商品表示があります。 「緑茶の表示基準」は…

日本茶の銘柄一覧(都道府県別)

日本茶・茶葉 都道府県 銘柄名 青森県 黒石茶 岩手県 気仙茶、陸前茶 山形県 庄内産茶 宮城県 桃生茶 秋田県 檜山茶 茨城県 猿島茶、奥久慈茶、古内茶 栃木県 鹿沼茶、黒羽茶、板荷茶 東京都 東京狭山茶 埼玉県 狭山茶、河越茶(川越茶)、秩父茶、児玉茶 千…

日本茶の主な産地と特徴

日本茶・茶葉 チャノキ(カメリア・シネンシス)は元々、 亜熱帯原産の常緑植物で、 近年は概ね北緯45度から南緯45度に渡る地域で栽培されています。 日本では、毎年約8万トンのお茶が 北は青森県から南は沖縄県まで広範囲で栽培されています。 平成28年…

やぶきた(藪北)

日本茶・茶葉 お茶の品種はおよそ100品種近く農林水産省に登録されています。 その中で作付面積が約75%以上と、 最も多く栽培されているのが「やぶきた」です。 正に、日本茶の代名詞とも言える品種です。 日本の気候風土において、育てやすく殖やしやす…

ゆたかみどり

日本茶・茶葉 「ゆたかみどり」は「早生種」で、煎茶として飲まれています。 耐寒性に弱いですが、収量は全茶期を通じて多く、 被覆を行い、蒸しを強くするため、 濃厚で豊かな旨味と、緑の色合いが美しく、 まろやかな甘みを持った品種です。 静岡生まれ、…

おくみどり

日本茶・茶葉 「おくみどり」は、国立の野菜茶業研究所において、 昭和49(1974)年に命名登録された、公的機関育成品種になります。 「やぶきた」よりも収穫期が遅いため、 繁忙期が重ならないようにと、この品種が採用されているようです。 鹿児島や京都を中…

さやまかおり

日本茶・茶葉 「さやまかおり」は、 埼玉県にある狭山試験場で生まれた品種です。 「やぶきた」の自然交配実生から選抜されて、 自然交雑実生から選抜して育成されたものです。 「早生種」で、耐寒性に優れ、 収量も「やぶきた」と同程度で多い品種です。 静…

みる芽

日本茶・茶葉 「みる芽」は、お茶の若く柔らかい芽のことを言います。 まだ開ききっていない、葉になる前の状態である「芽」の中でも とりわけ生まれたての芽を「みる芽」と呼びます。 この「みる芽」という言葉は、 静岡のお国言葉「みるい」から生まれた言…