コーヒー豆
豆は1週間、粉は3日間
冷蔵・冷凍を活用して、使う時は常温に!
コーヒー豆の正しい保存方法をご存知ですか?
最初は美味しかったはずの豆も、
空気に触れることで香りが失われ、油脂が酸化してしまい、
味と香りに悪影響を及ぼす原因になってしまいます。
美味しさを損なわないためには、
「酸素」「紫外線」「高温」「多湿」といった
4つの要因からコーヒー豆を守ることがポイントです。
酸素に触れる量を減らす
空気に含まれる「酸素」と豆が触れると、
コーヒー豆の酸化が進んでしまいます。
コーヒー豆が酸化してしまうと、
苦みや風味が落ちて、本来の味が損なわれてしまいます。
紫外線や日光から守る
コーヒー豆は紫外線によっても劣化してしまいます。
太陽や電灯による光にも弱いという性質を持っているので、
遮光性のある容器などでの保存が必要です。
高温を避ける
温度が高温になればなるほど
酸化のスピードが早まってしまいます。
気温の高い夏場は特に注意が必要です。
多湿を避け、湿度を一定に保つ
水分に触れると豆の品質を落とし、
雑味を引き出す原因になってしまいます。
また、湿度の高い場所はカビの原因にもなるので、
注意しましょう。
保存場所はどこがよい?
未開封の状態で、数日で飲み切れる量の場合は、
常温保存でも構いませんが、
風通しが良く、15℃以下の場所がおススメです。
但し、コーヒーは食品の臭いを吸いやすいため、
冷蔵庫で保存する時は、
必ず密閉容器に入れてから保管しましょう。
冷蔵庫の中でも
開け閉めが頻繁ではない場所に保存するのがベストです。
すぐに飲まない場合は、冷凍保存がおすすめですが、
冷凍庫は内と外の温度差が大きいため、
結露による水滴もつきやすくなります。
なるべく出し入れはせず、
1度に使う分ずつ小分けにして保存し、
使う分だけ取り出すようにするとよいでしょう。
そしてコーヒーを淹れる前に、
予め冷蔵庫に移動するなどして、自然解凍させておきましょう。
適切な保存期間は?
「コーヒー粉」は豆をミルで細かく挽いたものなので、
豆よりも空気に触れる表面積が増えているので、
酸化のスピードも早くなってしまいます。
コーヒーを開封した後は、
粉の状態なら7〜10日、
豆のままでも30日程度で飲み切るようにして下さい。