茶外茶
柑橘王国の
「焙煎大和当帰葉茶」をご紹介!
「焙煎大和当帰葉茶」は、
くすりの町「奈良県高取町」で採れた
奈良の生薬である「大和当帰」(ヤマトトウキ)の葉を
丁寧に乾燥・焙煎させて作ったハーブティーです。
高取町の薬の歴史は古く、
高取の羽田の山野にて「薬猟」(くすりがり)を行ったと伝えられています。
「薬猟」(くすりがり)とは、
薬用になる鳥や獣を捕る、あるいは草を摘むことで、
『日本書紀』によれば、第1回目は推古19年(611)で、
「夏の五月五日に、菟田野に薬猟す・・・」とあります。
続いて翌20年の第2回目は
「夏五月五日に、薬猟して、羽田(はた)に集いて、
相連きて、朝(みかど)に参趣く・・・」となっています。
この「羽田」の場所が、高取町の羽内から市尾辺りと考えられています。
この地は豊かな自然に恵まれ、
薬となる動植物類が豊富であったようです。
また当時、Chinaから医薬術や薬の効用を伝え聞くとともに、
秘伝の処方との合薬により家伝薬が作られ、
修験者によって大和の薬が全国に広められたのが、
「大和売薬」の興りとなりました。
江戸時代に入り、江戸参勤の際、他の藩主に薬を贈り全国に販路を拡大、
江戸中頃になると、「置き薬」を行商して歩くようになったことから、
配置薬の製薬売薬業が盛んとなり、現在も続いています。
柳行李を担いで全国各地を行商する姿は、
今も町の「くすり民俗資料館」(大和歴史研修センター)に
展示されています。
「当帰(アンジェリカ)」は
女性の健康を支える薬用植物として世界的に知られ、
現在日本の漢方薬のうち、4分の1余に配剤される最重要品種です。
日本薬局方に記載され流通する当帰は「Japanese Angerica」と呼ばれ、
日本特産の栽培植物を基原としています。
日本各地の当帰の中で、特に茎に赤みがあり香りが強く甘みを持った
江戸時代には「大和当帰・大深当帰」と呼ばれ栽培が推奨されました。
ところが1970年代には、大和当帰栽培農家の減少から
「北海当帰」も生薬と認定され、
更に90年代半ばに、大和当帰の種子がChinaで栽培され
逆輸入する事態となり、
平成20年の生薬当帰の国内市場の65%がChina産になってしまいました。
近年、日本国内の漢方薬需要の増加に対して、
高品質の原料確保が難しくなっており、
国産大和当帰を守り、栽培を促進することが急務となっています。
「当帰」の根は生薬として利用されてきましたが、
それ以外の部分は使われていませんでした。
しかし、平成24年より、葉の部分が「非医」扱いとなったことから、
当帰葉の有効利用が注目されるようになってきました。
葉は、深い緑色が鮮やかで、根と同じセロリのような香りがあります。
現在はハーブとして、当帰葉を料理のアクセントや香り付けの用途で
活用する動きが広がっています。
当帰は、昔から香りが強いものほど良く効くことが知られ、
「大和当帰」が最高の品とされてきました。
女性の味方として有名な大和当帰の葉を丁寧に摘み取り、
乾燥・焙煎した「焙煎大和当帰葉茶」は、
爽やかな大和当帰特有の香りに
焙煎による香ばしさをプラスしたお茶です。
当帰葉には、身体を温める効果があるので、寒い季節にはピッタリ!
お茶として使い終わった「出がらし」は、お風呂の入浴剤代わりにも
使用出来ます。
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