優しいのみもの

「優しい」・・って、私基準です。

ローズマリー

Rosemary(ハーブティー)

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「ローズマリー」の刺激的な香りには、
脳への血行を促すことで脳の働きを活性化し、
記憶力や集中力を高める作用があるとされ、
強壮薬、刺激薬としても高い評価を受けてきました。
精神を高揚させ、軽い鬱病を和らげる効果もあると言われています。
 
また、「ローズマリー」は血管を強くし、
血行を促し、消化機能を高めることで新陳代謝を促進します。
細胞の老化を防止する抗酸化作用があることから、
「若返りのハーブ」とも呼ばれてきました。
 
  • 学  名:Rosmarinus officinalis
  • 和  名:マンネンロウ(万年郎)
  • 科  名:シソ科
  • 使用部位:葉
  • 主な作用:強壮、血液循環促進、消化促進、抗酸化、
         抗菌、発汗、収斂  
  • 主要成分:ロスマリン酸、フェノール酸、フラボノイド、
         タンニン など
  • 適  応:消化不良、循環不良
  • 注意事項:高血圧の人や妊娠中の人は使用を避け下さい。  
 
 
古くから「若返り」として使用されてきたように、
優れた抗酸化作用があります。
血管神経系に対する強壮作用があり、
血液循環を促進する効果に優れます。
そのため、代謝を活性し、活力を高め、
疲労回復、血行促進、貧血改善に有効です。
風邪の引き始めや過労の際にも使えます。
脳の働きの活性にも繋がり、記憶力・集中力アップを促します。
心身疲労や自律神経失調症にも使えます。
食欲不振、胃アトニー、肝機能の低下、
便秘などの消化機能の低下にも利用されます。
 
 
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 突き抜けるような香りとスッキリとした後味
 
「ローズマリー」の葉を使って入れたハーブティーは、
ツンと刺激的な香りで
頭がスッキリするので、勉強の前やモーニングティーにおススメです。
 
スパイシーな香りが特徴の「ローズマリーティー」は、
乾燥させた葉よりも生葉の方がマイルドで飲みやすいです。
また、それでも飲みずらい方は、ハチミツなどを加えて飲んでみて下さい。
 
 

[ハーブティーの特徴]

ドライは強い樟脳のような香りです。
ティーはカンファーの強い樟脳のような香りとシネオールの爽やかな香りがします。
湯を注いですぐに爽やかな香りが立ち、6分位から華やかな香りが出てきます。
 
時間が経つと華やかな香りも出てきますが、
葉のような香りや苦味、収斂も出て、パンチのある刺激的な風味となります。
 
・ドライ:薄緑色
・水色 :薄緑、透明
 
 

[ハーブティーの基本的な淹れ方]

  ・1杯当たりの量:小さじ1
  ・ベスト抽出時間:蒸らし7分間
 

[飲み方ワンポイント]

 すぐにしっかりと香るので、香りだけを抽出したい場合は1分くらいでよい。
 白ワインとの相性がいいので、白ワインにローズマリーを漬け込んで
 濾したものに、甘味を加えてゼリーにしても。
 
 
 
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