優しいのみもの

「優しい」・・って、私基準です。

ホップ

ハーブティー(Hops)

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ホップは何百年もの間、染色や紙やロープの製造に、
また肝臓や消化不良の治療薬として利用されてきました。
また、神経を落ち着かせるために使われています。
 
  • 学  名:Humulus lupulus
  • 和  名:西洋カラハナソウ
  • 科  名:クワ科
  • 使用部分:花(毬果)
  • 主要成分:精油、苦味質、エストロゲン物質、
         アスパラギン、バレロニン酸、フムロン、
         ルプロン、フラボノイド、アミノ酸
  • 作  用:鎮静、抗痙攣、抗菌、消化促進、防腐、収斂、
         利尿、鎮痛、解熱、ホルモン様
  • 注 意 点 :子供への使用は避ける。
         一部文献では、鬱への使用を反対している。
         妊娠中・授乳中は、専門医のアドバイスのもと使用。
 
 
乾燥した毬花をハーブティーにします。
苦みがあるので、レモンやハチミツ、オリゴ糖などを入れると飲みやすくなります。
お好みのハーブを何種類かブレンドしたり、
紅茶とブレンドしてオリジナルティーを楽しむことも出来ます。
 
 
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 ギンナンのような独特の香りで、やや苦味のある味わい
 
 
ホップ成分には、スギ花粉症患者のアレルギー症状を抑制するという報告も
されており、花粉症予防効果が報告されています。
ホップのエキスが入っている花粉症対策のドリンクなども販売されています。
 
「ホップティー」は、優れたホルモン様作用と鎮静作用があることから、
女性のためのティーと言われています。
月経前症候群(PMS)による過度の緊張を和らげたり、
不安や不眠と言った更年期障害の諸症状の緩和をするのに役立ちます。
男性が飲むと性欲減退を招きますので、注意した方いいようです。
また、苦み成分が消化を促す他、むくみを防ぐ利尿作用もあります。