優しいのみもの

「優しい」・・って、私基準です。

松樹千年翠(しょうじゅせんねんのみどり)

 
禅 語(出典『続伝燈録』) 
 
松の緑は千年も万年も変わることがない。
この句の後に続く
「不入時人意」(ときのひとのこころにいらず)と対句になっており、
二句を合わせて理解すると、意味が更に深まる。
つまり、松の美しい常緑に気が付く人が少なくて残念だということ。
 
松は樹齢が長く、その葉はいつも、そしていつまでも瑞々しさを保っている。
そのような微妙な季節の変化に気が付く心の余裕が欲しいものである。
松は煩悩を浄化する仏の象徴的なイメージである。
無言で仏の真理を溶き続けているが、
世の中の人々の多くは、忙しい毎日の生活に追われて、心をとめることがない。 
 

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