茶外茶
日本人に馴染み深い「ハブ茶」は、
「胡草」(えびすぐさ)というマメ科の植物の種子が原料です。
眼精疲労や充血、花粉症などのアレルギーによる涙目など、
目のトラブルに用いられてきました。
「明(視力)を開く種子」という意味から
「決明子」(けつめいし)とも呼ばれています。
本来の「ハブ茶」は「波布草」(はぶそう)という植物の種子を
乾燥させ、焙煎したものでしたが、
生産性が低いため代用として「胡草」(えびすぐさ)の種子を用いられ、
今はこの「胡草」(えびすぐさ)の種子が使われたものが主流となっています。
ハブ茶には「ビタミンA」が豊富に含まれています。
ビタミンAには粘膜を守る力、骨や皮膚の健康を保つ働きがあります。
また、目の健康維持にも欠かせない成分でもあります。
視力が回復するという訳ではなく、夜になると目が見えにくくなってしまう、
疲れで目がかすむ時など、視力維持のために必要な成分です。
ハブ茶には、体内の毒素や老廃物を排出してくれる作用があります。
主成分である「アントラキノン誘導体」に利尿作用や整腸作用があり、
体内環境を整えてくれるのです。
便秘、むくみの改善により、ダイエット 効果も期待出来ます。
更年期障害などホルモンバランスが崩れることによる体の不調に効果がある他、
生活習慣病の予防、新陳代謝を高めて冷えの緩和にも役立ちます。
麦茶のような香ばしさ、あっさりとした味わい |
香ばしく、後味スッキリ!とても飲みやすいお茶です。
ノンカフェインのお茶なので、小さなお子様や妊婦さんにも安心です。
<おススメの使用法>
1.ハブ茶粥ダイエット
お米とハーブ茶を1:10の割合で鍋に入れたら、
火にかけ、お米が柔らかくなるまで煮て下さい。
お米の硬さはお好みで。
2.ハブ茶の温湿布でお腹を温める
ハーブを熱湯で濃いめに煮出し、抽出液にタオルを浸して絞り、
お腹を温めます。
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