日本茶
品質、味や香りの好み、扱いやすさなど、
色々な見方であなたにとっての「良いお茶」を選んでみましょう。
1.お茶の品質をみる
お茶屋さんが茶葉の特徴を見る時に行うのが「鑑定」。
五感を使って研ぎ澄ませて見極めます。
- 茶葉の形や色つやを見る
- 手に取る
- 熱湯を注いで香りを嗅ぐ
- 水色を見る
- 味わう
プロが行う鑑定を参考に、
下のようなポイントから茶葉の品質をみてみましょう。
玉露 | 茶葉は深い緑色でつやがあり、針先のように細く尖っている。 湯を注すと海苔のような香りがして、旨味を多く感じる。 |
煎茶 | 茶葉は濃い緑色でつやがあり、細く硬くよれ、重量感がある。 水色は金色透明で、旨味と渋味のバランスが取れている。 |
深蒸し煎茶 | 茶葉はやや細かく黄色がかった緑色。 湯を淹れると鮮やかな緑色になり、甘味のある濃厚な味わい。 |
煎茶に比べると葉は大ぶりで軽いが、しっかり乾燥している。 |
2.お茶の相性をみる
味や香りの好みに 合うか? |
自分の好みは勿論、一緒にお茶を飲む方の好みも 思い浮かべてみましょう。 渋味がきいてさっぱりした後味が好きとか、 とろっと旨味の多いお茶が好き、など。 お子さんには、香ばしい玄米茶も人気があります。 |
お茶を飲むシーンに 合うか? |
特別なお客さんがある日にはワンランク上の「煎茶」、 気心の知れた友人と飲む時には何回も淹れられる「煎茶」、 肌寒い日には熱々の「ほうじ茶」をといった具合です。 |
お茶請けに合うか? | スイーツに合わせてお茶を選ぶ、など。 |
手持ちの茶器に 合うか? |
茶葉と茶器の相性があります。 |