優しいのみもの

「優しい」・・って、私基準です。

菊花茶

茶外茶 

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菊花茶とは

 
食用の菊の花の部分を乾燥させたものを
「菊花」(きくか、きっか)と言います。
 
「菊花茶」に使用されるキクは主に、
「甘菊」   (カンギク)、
「抗菊・黄菊」(コウギク)、
「除菊・白菊」(ジョキク)の3種類で、
日本でも「食用菊」として各地で栽培されています。
 

  

 

菊花茶の香りと味わい

 
お湯を入れると美しく花が開き、爽やかで甘みのある花の香りがします。
味はほんのりとした苦みと甘味があり、後味はスッキリしています。
 
基本的な淹れ方
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  • 茶葉:5g程
  • 急須に熱湯を注いで、
    5~10分程蒸らしてからいただきます。
 
注意点
キク科アレルギーがある方は飲むのを控えましょう。
また、体の熱を取り除く効果があるので、
冷え性の方、内臓が冷えやすく下痢をしやすい方は
飲む量を加減しましょう。
 
飲み方のワンポイント
香りが強いお茶が苦手な方にとっては少し飲みにくいかもしれません。
少し飲みにくいと感じられる方は、
別のお茶、例えば「ウーロン茶」や「プーアル茶」とのブレンドで
美味しくアレンジするのがオススメです。
 
「乾燥ナツメ」をブレンドすると、体が冷えるのを防いでくれます。
ほんのり甘みがあるので味も飲みやすくもなります。
 

菊花茶の健康効果

 
菊花茶には「クサンテノン」や「ビタミンA」など、
目の健康維持に役立つとされる成分が豊富に含まれています。
また、香りにはアロマ効果があり、
脳がリラックスすることで自律神経のバランスを保つためにも役立ちます。
 

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