優しいのみもの

「優しい」・・って、私基準です。

紅花茶(サフラワー)

safflower(茶外茶)

f:id:linderabella:20200625101914j:plainf:id:linderabella:20201029124125j:plain

紅花はキク科ベニバナ属の一年草です。
北アフリカ・エジプトが原産で、
紀元前から栽培されている
女性のための薬草と言われています。
日本では、奈良時代から栽培されており、
布の染料や口紅など、様々な生活用品に
古くから利用されてきました。
 
 

お茶の特徴

香り・風味・味
香り・風味
フローラルで柔らかい香り
ほのかな甘みがあり、優しい味わい
 
あっさりとして飲みやすいので、
ふだん飲んでいるお茶にブレンドするのもおススメです。
ドライフラワーのサフラワーにお湯を注ぐと、
鮮やかな黄色に変化するので、
見た目もキレイです。
ただ、サフラワーの色素は
洋服につくと取れなくなるため、
こぼさないようご注意を。
 
お茶を淹れる(1杯:180cc)
  • 茶葉の量 :小さじ1杯分
  • 蒸らし時間:5~7分
 
ブレンド
味があまりないので、
紅茶やオレンジピールとブレンドするなどして風味を加えたほうが、
美味しくいただくことが出来ます。
 
 

健康効果

「紅花茶(サフラワーティー)」は、
巡りをサポートすることで、
冷え性を改善するのに役立ちます。
また、ぽかぽか温めて
コリの予防に役立ちます。
 
女性の大切な月のリズムを整えるサポートし、
生理痛、生理不順、更年期障害の改善にも
役立つと言われます。
但し、子宮を刺激する作用があるので、
妊娠中は飲用を避けて下さい。
 
Data
・学名:Carthamus tinctorius
・和名:紅花、紅藍(べにあい)、呉藍(くれのあい)
    末摘花(すえつむはな)、久礼奈為
・英名:Safflower
・科名:キク科
・使用部分:花
 
<主要成分>
 脂肪酸、リグナン、フラボノイド、
 ステロール
<作用>
 血行促進、子宮収縮、通経、発汗、緩下
 
<注意点>
・子宮を収縮させる作用があるので、
 妊娠中の人は使用を避ける。
・出血性疾患、消化性の潰瘍のある場合は
 避ける。
・キク科アレルギーの人は注意。