優しいのみもの

「優しい」・・って、私基準です。

アーティチョーク

Artichoke(ハーブティー)

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肝臓の働きを助け、脂肪の分解を促すハーブ

 
「アーティチョーク」は、古くから葉を乾燥させて
薬用ハーブとして用いてきました。
特に、ベトナムやインドでは肝臓に効果のある薬草茶として、
お酒を飲んだ後、二日酔いを防止するために飲まれています。
今日では、肝機能の促進や胆汁の分泌の促進、
胃による消化不良や食欲不振の改善に、
また脂質異常などの生活習慣病の予防に利用されています。
 
 

ハーブティーの特徴

味や香りの特徴
☕ 強い苦味がある
 
 アーティチョークには強い苦味があります。
 飲みづらい時は他のハーブ、
 例えば、ペパーミントを少し加えてみて下さい。
  
 この成分は「シナリン」というもので、
 肝臓の機能を強化し、胆汁の分泌を促進してくれます。
 肝臓のダメージを和らげ、二日酔いや吐き気も抑えてくれますので、
 よくお酒を飲むという人にぴったりのハーブです。
 
 

健康効果

強肝のハーブ
苦味は胃腸の働きを活発にし、肝臓の働きを強化します。
タンポポ(ダンディライオン)、アーティチョーク、ミルクシスルの
3つのハーブは、「強肝のハーブ」として知られています。
作用が強くて一番苦いのは「ミルクシスル」です。
苦味ハーブを飲みやすくするために、
ペパーミントを少し加えてみて下さい。
  
その他の健康効果
また、血中コレステロール値や中性脂肪値を下げる働きがあることが
報告されています。
実際に、このハーブから高コレステロール血症の薬が精製されています。
また、消化器の不調を改善し、
消化を促進する効果があると言われています。
食べ過ぎた時だけでなく、神経性の食欲不振などにも有効です。
 
アーティーチョークのデータ
Data
  • 学  名:Cynara scolymus  
  • 和  名:チョウセンアザミ
  • 科  名:キク科
  • 使用部位:葉茎
 <主な成分>
  フェノール酸(クロロゲン酸、シナリン、カフェ酸)、
  苦味質(シナロピクリン)、
  フラボノイド配糖体(スコリモサイド)、
  フィトステロール(タラキサステロール)、
  カロテン、ビタミンC
    
 <主な作用>
  消化機能亢進、肝臓の機能を強める、胆汁分泌の促進、
  肝臓の解毒、動脈硬化症、 糖尿病の改善、脂肪の分解、
  血中コレステロール値を下げる、尿の排泄を促す、
  食欲増進、抗炎症
 
 <適  応>
  消化不良、食欲不振、便秘、貧血、
  高コレステロール血症、動脈硬化、二日酔い、
  しみ、しわ、毛穴の目立ち
 
 <注意事項>
 ・キク科アレルギーの人は使用を避けて下さい
 ・胆道閉鎖、胆石がある場合は医師に相談
 
 
 

おススメの使用法

温湿布

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ハーブティーを濃く煮出して「温湿布」を作り、
お腹に当てる方法もおススメです。