優しいのみもの

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カレンデュラ

Calendula(ハーブティー)

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鑑賞用として栽培している人も多い「カレンデュラ」ですが、
ヨーロッパでは古くから、
「エディブル・フラワー(食用の花)」としても利用されてきました。
そんなカレンデュラのハーブティーは、
肌の再生や女性特有の症状の軽減などに効果があるとされています。
 
 

ハーブティーの特徴

味や香りの特徴
☕ 甘しい黄金色で、
 摘み立ての野草の花の香り、クセのない味
  「カレンデュラティー」は、
  美しい黄金色で草原のような香りがするのが特徴です。
  余りクセはありませんが、若干の苦味があります。
 

ブレンドにおすすめのハーブ

 <胃炎、喉の痛み>
   ジャーマン・カモミール、ブルーマロウ
 
 <生理不順>
   ヤロウ、レッドクローバー、チェストベリー
 
 

健康効果

 
カレンデュラの花を使用したハーブティーには、
抗炎症作用があることから、
胃の粘膜の炎症を抑え、
胃炎や胃潰瘍などの症状を緩和します。
 
また、利尿、解毒、発汗作用も持ち合わせており、
更に、血液循環を促して
リンパ系統のうっ滞を除去してくれると言われています。
 
また、体から毒素を排出するので、
熱を伴う風邪やインフルエンザの季節には、
予防を兼ねて飲んでおくとよいでしょう。
 
ホルモン様作用もあるので、
生理による不調を和らげたり、
生理のサイクルを整えるのにも有効です。
 
外用にもよく用いられるハーブで
「皮膚のガードマン」とも呼ばれ、
傷ついた皮膚や粘膜、血管を修復し、保護してくれます。
 
カレンデュラのデータ
Data
  • 学  名:Calendula officinalis
  • 和  名:キンセンカ(金盞花)
  • 別  名:ポットマリーゴールド
  • 科  名:キク科
  • 使用部位:花、葉、茎
 <主な成分>
    カロチノイド(カロチン、キサントフィル)、
   フィトステロール(タラキサステロール)、
   苦味質、多糖類、精油、サポニン、樹脂
 
 <主な作用>
   皮膚、粘膜の修復、抗炎症、抗菌、抗ウィルス、
   収斂、発汗、解毒、利尿、ホルモン様 抗真菌、
   免疫賦活、鎮痙、胆汁分泌促進、リンパ系の浄化
 
 <適  応>
   創傷、アトピー性皮膚炎、湿疹、胃炎、胃潰瘍、
   生理不順、乳腺炎、口内炎、歯肉炎、
   風邪・インフルエンザ、リンパ腺の腫れ
 
 <注意事項>
 ・キク科アレルギーの人は注意
 ・妊娠・授乳中の服用は避けるよう気を付けましょう!
 
 

ティー以外の利用法

温湿布

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 カレンデュラのハーブティーを
 ガーゼやコットンに染み込ませて、
 切り傷などの炎症部分に湿布すれば、
 簡単な応急処置することが出来ます。
 ニキビや肌荒れに化粧水として、
 そのまま利用することも出来ます。
 
うがい

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 濃いめに入れたカレンデュラのハーブティーは、
 うがい薬としても利用出来ます。
 
 

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