Passion flower(ハーブティー)
鎮静効果のあるハーブとして名高く、「天然の精神安定剤」と言われ、
数世紀に渡って、神経緊張や不眠の治療に使われてきました。
交感神経中枢の働きを正常にする効果があると言われています。
ハーブティーの特徴
クセのない草花の香りと味わい
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眠りが浅い時や、なかなか寝付けない時は、
就寝前にハーブティーやチンキを飲むと、
神経の緊張状態が解れて、ぐっすりと眠ることが出来ます。
「ジャーマンカモミール」や「オレンジフラワー」などと
ブレンドして飲めば、
リラックスや眠りの作用が高まります。
香
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ドライは草っぽい香りが強いです。
ティーにすると焼き海苔とグリーンな香りです。
湯を入れると海藻の香りが経ちます。
抽出の初めのうちは海藻の香りがしますが、
5分を過ぎた頃から香ばしさが増し、焼き海苔のような香りに変わり、
時間が経つほど、グリーンの香りが前に出てきます。
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味
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アルカロイドを含むため、多少の苦味は避けられませんが、
それほどキツくはないです。
全体には旨味があり、リンデンから花香をマイナスしたような風味で
緑茶に似ているほんのりとした刺激と収斂性がありますが、キツくはありません。
10分以上抽出するとエグ味が出て若干ピリッとします。
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色
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・ドライ:黄緑から緑
・水色 :フラボノイドの色素による薄黄緑で透明です |
ハーブティーの基本的な淹れ方
・1杯当たりの量:小さじ1
・ベスト抽出時間:蒸らし7分間
飲み方ワンポイント
精神系ハーブ特有の薬のような草のような独特の味や香りを持つため、
なるべく香りのはっきりしたハーブとブレンドするとよいです。
華やかな香りを持つ「ローズ」や
青リンゴのような甘い香りの「カモミール」などがおススメです。
効能
「パッションフラワー」には、
中枢性のアルカロイド類が含まれており、
神経系を鎮静化に導き、リラックスさせる働きがあります。
過度の緊張や不安、イライラ、
気持ちがそわそわして落ち着かない時などに役立ちます。
また、鎮静・鎮痙作用のあるフラボノイド類も含まれるため、
不眠の際には緊張を緩める力が相乗的に作用します。