優しいのみもの

「優しい」・・って、私基準です。

ハイビスカス

Hibiscus(ハーブティー)

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鮮やかなルビー色のティーで、酸味が強い

 
「ハイビスカスティー」は、
美しいルビー色をした爽やかな酸味のハーブティーです。
ティーに使うのは「観賞用」のものではなく、
同属の「ローゼル」と呼ばれる食用品種を乾燥させたものです。
 
 

ハイビスカスとは

 
南国の赤い花「ハイビスカス」。
ハーブティーや料理などに用いるのは「ローゼル」という種類です。
そのローゼルの花の後に肥大化した赤い萼(ガク)が使用されます。
 

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「ハイビスカスティー」の香りと味わい

 
「ハイビスカスティー」は 鮮やかなルビー色をしており、
リンゴ酸やハイビスカス酸といった植物酸やクエン酸が含まれていることから
酸味が強いのが特徴です。
 
 香りと味わい 
ドライはフルーティーで酸っぱい香りです。
ティーは赤紫蘇のようで、フルーティーな香りです。
 
植物酸(クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸)の酸味と、
粘液質、ペクチンでとろみが付き、濃厚な味わい。
ワインのような渋味はアントシアニン色素です。
蒸らし時間を長くするほど酸味、渋味、とろみが出て、
より濃厚な味わいに。
酸味は時間に相関して増します。
 
・ドライ:暗紅
・水色 :赤色はアントシアニン色素(ヒビスシン)です。
     湯を注いですぐに色が出ます。
     5分以上抽出するとだんだん暗くなり、
     ロゼからボルドー色へと変色します。
 
ハーブティーの基本的な淹れ方
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  • 1杯当たりの量:小さじ1/2
  • ベスト抽出時間:蒸らし5分間
 
飲み方ワンポイント
 どっしりとした味わいなので、アイスティーに向いています。
 アイスティーにする場合は10分以上抽出して下さい。
 
 ハイビスカスティーは酸味が強いので、甘みを加えたり、
 他のハーブとブレンドするとよいでしょう。
 ステビアをひとつまみ足すと、
 ノンカロリーのまま甘味を付け、酸味を和らげることも出来ます。
 ハチミツを加えた疲労回復ドリンクもおススメです。
 
 ブレンドティーとしては、
 ビタミンCが豊富な「ローズヒップ」とは相性抜群です。 
 他に、オレンジピール、シトラス系ハーブとブレンドもおススメ。
 
 アップルジュースとの相性が良いです。
 カルピスと合わせると、ピンク色に。
 サングリアの赤ワインの代わりに使って、
 レモンやオレンジなどのフルーツを漬け込むと見た目も涼しく、
 美味しく召し上がれます。
 
 色を利用したゼリーやグラニテ、ピクルスにするのもおススメです。
 
 

ハイビスカスティーの健康効果

 
「ハイビスカスティー」には、
リンゴ酸、ハイビスカス酸と言った植物酸や、クエン酸、
更には鉄やカリウムなどのミネラルも含まれており、
エネルギー代謝や新陳代謝を活発にし、
疲労物質を体外へ排出しやすくしてくれます。
そのため、筋肉痛や肩こりの解消、疲労回復といった作用、
体内の老廃物排出を促進、循環不良やむくみ、二日酔いにもおススメです。
更にペクチンや粘液質による整腸作用もあり、便秘対策におススメです。
 
また最近では、高血圧などの生活習慣病に対する働きも注目されています。
 
ハーブのデータ
 Data 
  • 学  名:Hibscus sabdariffa
  • 科  名:アオイ科
  • 使用部位:萼
  • 作  用:代謝促進、消化促進、便秘解消、利尿、
         疲労回復、眼精疲労
  • 成  分:植物酸(リンゴ酸、ハイビスカス酸)、クエン酸、
         アントシアニン色素、粘液質、ペクチン、
         ビタミンC、ミネラル(鉄、カリウム)
  • 注意事項:
 
 

関連事項

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