marjoram(ハーブティー)
「マジョラム」は地中海沿岸の原産で、
伝説では、マジョラムは美と愛の女神アフロディーテが創り出したハーブとも
言われています。古くから、幸福をもたらすハーブと考えられていました。
「マジョラム」という名前は、このハーブが寿命を大きく延ばしてくれることから、
ラテン語で「より大きい」を意味する”major”に由来するという説があります。
古代ギリシャ時代には既に栽培され利用されていたといいます。
古代エジプトでは、その防腐効果からミイラ作りに用いられていました。
同属異種の「オレガノ」の別名「ワイルドマジョラム」と区別するため、
「マジョラム」は「スイートマジョラム」とも呼ばれます。
甘美で少しほろ苦いスパイシーな味と香り
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風味を抑えて飲みやすくするには、「ネトル」や「ラズベリ」ーなど、
マイルドな風味のハーブとブレンドするのがおススメです。
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「マジョラム」には、消化促進と食欲増進の効果があると言われ、
食前に摂ると食欲を促進し、食後に摂ると消化を促してくれます。
胃腸をサポートすると同時に、体内にある毒素の排出も促します。
その他、頭痛や歯痛を和らげる効能もあると言われいます。
アングロサクソンの人々は、
頭痛を和らげるためにマジョラムを湿布として利用していたと言います。
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