優しいのみもの

「優しい」・・って、私基準です。

やかん・ケトル

茶器(Kettle)

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新鮮な水を素早く沸騰させるケトルの条件は、
まず「熱伝導率の良いこと」
 熱伝導率が一番良いのは「銀」です。
 

 
次が、「銅」、「金」、「アルミ」
・・・・「鉄」「ステンレス」と続きます。
 
 
イギリスで「紅茶を淹れるためにあるケトル」と言われているのは
「銅製」のものです。
 

 
 
「熱伝導率」の次に気を付けたいのは
「金属材料の成分」です。
 
紅茶に含まれる「カテキン類」は、
鉄分、マグネシウム、カルシウムなどと化合すると、
味や香り、水色までも変えてしまいます。
 
そこで、日本のように「軟水」を使って紅茶を淹れる場合は、
やかんの「金属材料の成分」は微妙に影響を及ぼしてきます。
例えば、「鉄製」のやかんで沸かした熱湯で紅茶を淹れると、
透明度のない濁った水色になるばかりでなく、重い渋味になってしまいます。
 
因みに、水の硬度の高い国では、
「鉄製」のやかんであっても、紅茶の風味には大きく影響しません。
 

 
 
「銅」、「アルミ」、「ガラス」、「ステンレス」、
「ホーロー加工」のやかんの場合は水色は変わりありません。
 

 
但し、「ホーロー加工」のやかんは、
熱伝導率が良いものとそうでないがありますから、
調べてから選んで下さい。
 

 
早く沸くという点で、電気ケトルもおススメです。