優しいのみもの

「優しい」・・って、私基準です。

紅茶の保存方法

紅茶を淹れる(Preservation)

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賞味期限切れの紅茶を飲んでも害はありませんが、
生鮮食料品と同じように、「風味」や「鮮度」には気を使いたいところです。
そのためにも、茶葉の「買い方」や「保存方法」にもポイントがあります。
 
 

☕ 紅茶を買う時気を付けること

1.少量ずつ買う

紅茶は開封した瞬間から、香りや風味はどんどん劣化していきます。
ですから、開封してから2か月位で飲み切るようにしたいですね。
勿論、人それぞれなのですが
一度に買う量でおススメなのは50g。
缶入りなら100g以上が大半なので、量り売りや袋入り紅茶がおススメです。
 
保存期間の目安としては、
未開封の缶入りのリーフティーやアルミ袋入りは3年(開封後は2~3か月)、
ティーバッグなどの簡易包装は2年(開封後は1~2か月)が目安となります。
ですが、やはりなるべく新鮮なうちに飲むようにしましょう。
 
 

2.輸入日を確認する

紅茶を購入する時は、量り売りでも袋入りでも、また缶入りの物もであっても、
輸入された時期を確認し、なるべく新しい物を買うようにしましょう。
 
 

☕ 保存には「密閉」し、
  「日が当たらない」「涼しい」ところで!

   紅茶の大敵は
「高温」「湿気」「光」
  茶葉は6~7%程の水分しか含んでおらず、
  湿気の多い場所だと湿気を吸い、風味が落ちてしまうこともあります。
 
 
 
 「密閉容器」に入れ、
 「日が当たらず」「通気性の良い場所」に置いて下さい。
 
 
1.密閉容器
紅茶の大敵である「光」や「湿気」を避けるため、
ガラスなど光を通すものは避けましょう。
 
「光」が当たらず、使う度に中の「空気」を抜くことが出来、
そして、価格もお手軽なもの。
おススメは、「アルミ製パック」です。
紅茶メーカーの商品によく見られる「ゼットパック(マチ付き袋)」は
使った分だけ空気を抜いて、専用クリップで閉めておきましょう。
 
更に、それを「缶」や「密閉容器」、
「食品保存袋(ファスナー付き密閉袋)」に入れると、なお良いでしょう。
 
 
 
2.缶入りは中袋に移す
賞味期限は2~3か月が目安、未開封でも3年以内。
中身を中袋に移し、使った分だけ空気を抜いて保存しましょう。 
 
 
 
3.通気性の良い涼しい場所へ!
常温保存で大丈夫です。
逆に、冷蔵庫で保管すると、冷蔵庫から出した時に
冷蔵庫の中の温度と部屋の温度差によって
保存容器や袋に結露が付き、茶葉が湿気を吸ってしまいます。
 
温度変化でもう一つ気を付けたいのは、
コンロの近くなど、温度上昇が激しい所です!
 
また紅茶は臭いを吸収しやすいため、
冷蔵庫の中に入れたり、
スパイスなどの香りの強い物の近くに置くことは避けましょう。
 
 
 
4.賞味期限切れしてしまった紅茶
油気のないフライパンで中火で乾煎りすると
香ばしい香りが立ってきますので、よく冷ましてから保管して
飲用してもいいかも。
 
また、紅茶染めや消臭剤として利用したり、
ティーバッグならアイパックとして活用する方法もあります。