ヨーロッパにおける「ナチュラルミネラルウォーター」

ミネラルウオーター

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ヨーロッパ（EU加盟国）では、

ミネラルウォーターの基準が厳格に規定されています。

１．水源があらゆる汚染から完全に隔離されている地下水であり、

　　また水源の周囲の自然環境がきちんと保護されていること

２．飲み続けること会健康に好適な特性があることが、

　　科学的、医学的、または臨床学的に証明されていること

３．人体にとって安全な生菌が正常な範囲内で生きており、

　　源泉から採取された水にはいかなる殺菌処理も、

　　また、ミネラル分の添加や調整といった、

　　あらゆる人為的な加工もしていないこと

４．地価の水源から一切空気に触れることなくボトリングされていること

ヨーロッパでは、「採取された水には一切手を加えない」ことを

「ナチュラルミネラルウォーター」を生産する上での

大前提としています。

あらゆる殺菌処理をしない、無殺菌の水でなくては

本当の「ナチュラルミネラルウォーター」とは言えないというのが

ヨーロッパの考え方なのです。

ヨーロッパではミネラルウォーターが医学的効能が認められており、

それを利用した病気の治療が広く行われています。

専門の医師を配し、医療を行っている水療法の施設もあります。

消化器系疾患、リューマチ、腎臓・泌尿器、口腔舌粘膜、皮膚、

心因性疾患、神経系、静脈血栓、心臓・動脈、小児病・発育不全、

呼吸器系疾患、婦人病の１２項目。

ヨーロッパで最も水療法が進んでいるフランスでは、

ミネラルウォーターを用いた医療のことを「テルマリズム」と呼び、

これを医療行為として認定しています。

日本でも有名な「コントレックス」や「エビアン」の水源の近くには

テルマリズムの施設があり、

ここでの治療には社会保険、健康保険が適用されます。

フランス全体には約2000箇所の光線があると言われていますが、

医療施設として国に認定されている「テルマリズム・センター」は

わずか100箇所に過ぎません。

優しいのみもの