ハーブティー(Orange-Flower)
「オレンジフラワー」には鎮静効果があり、
高ぶった気持ちを落ち着かせ、不安やストレスを和らげてくれます。
神経系の緩和に効果があると言われ、筋肉の緊張を和らげます。
オレンジフラワーのハーブティーを飲めば、不安や落ち込んだ精神状態が改善され、
気持ちを明るく前向きにしてくれることが期待されます。
また美容にも効果があり、肌の新陳代謝を高め、
コラーゲンの生成を促して肌にハリと潤いをもたらします。
学名 | Citrus aurantium |
科名 | ミカン科 |
使用部位 | 花 |
主な作用 | 鎮静、緩和、抗うつ |
適応 | 神経衰弱・不安・不眠・消化器系の機能の不調 |
注意事項 | 妊娠中の人は使用に注意が必要です。 |
[ハーブティーの特徴]
香
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ドライはトロピカルで甘酸っぱく、強い果実香がします。
リナロール、酢酸リナリル、ゲラニオールといった鎮静成分が含まれ、
ブレンドで使いやすいハーブです。
ティーは蜂蜜のような甘さと
花香の甘さからくる濃厚な甘酸っぱさでフルーティーです。
4分位で蜂蜜のような香りになり、フルーティーさが増し香りが咲きます。
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味
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蜂蜜のように濃厚な甘い風味と柑橘系の爽やかな苦味が特徴です。
苦味に伴い酸味も感じます。
苦味は徐々に舌に乗り、飲み終えた後は渋味と共にしばらく続くタイプです。
抽出時間が長いほど苦味が出て、冷めると甘味が良く分かります。
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色
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・ドライ:黄土色。外観のブレンドで使えます。
・水色 :黄橙がかった透明なので、 抽出の際はティーポットの湯に花が優雅に浮かぶ感じになります。 |
[ハーブティーの基本的な淹れ方]
・1杯当たりの量:小さじ1
・ベスト抽出時間:蒸らし5~6分間
[飲み方ワンポイント]
抽出時間と量に注意が必要なハーブです。
抽出時間や量が増えると、苦味と甘味も増えて強烈な風味になります。
ドライ時の香りがとても良く、見た目も可愛いので、外観や香りのブレンドに
使いやすいです。
濃厚な風味があるので、ティーにコクを足したい時に使えます。
飲み終えた後のカップも甘酸っぱい香りが残ります。
[料理・スイーツ、お酒との相性やおススメの組み合わせ]
ほんの少しの量でも香りが良いので、
紅茶など温かい飲み物との組み合わせに適しています。
苦味が出るので抽出時間に気を付けましょう。