Jasmine(ハーブティー)
ジャスミンはインドで儀式に欠かせない香りとして活用され、
欧州やChinaに伝わりました。
名前はペルシャ語に由来しており、
中近東や欧米では女性の名前としても用いられます。
一般のジャスミン茶は、
釜入りした緑茶に
ジャスミンの新鮮な花の香りを付けたお茶のことを指し、
中国では「花茶」と呼び、ハーブティーとは異なります。
ハーブティーの特徴
香
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ドライはリンデンに少し似た温かみのある、濃厚で甘い花香です。
香り成分としてはリナロール、酢酸リナリル、ジャスモンが主な成分です。
ティーは上品な花香で甘味があり、濃厚です。
奥の方に玄米を炒ったような素朴な香りがあり、ぼやけた印象も覚えますが、
冷めてくると消えていきます。
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味
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リンデンに少し似た風味でリンデンよりもあっさりとし、味は薄く僅かに甘いです。
旨味、香りが湯に溶け込むので冷めても飲みやすいティーです。
むしろ冷めた方がぼやけた感じが飛ぶので、
香りが苦手な場合は、冷めてからの方が飲みやすいようです。
飲んだ後に息を吐くとジャスミンの香りが口から出て爽やかです。
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色
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・ドライ:クリーム色。
外形は花が開く前の蕾、開いた後の物の2種類があります。 ・水色 :薄い黄色で透明です。 |
ハーブティーの基本的な淹れ方
・1杯当たりの量:小さじ2
・ベスト抽出時間:蒸らし6分間
飲み方ワンポイント
白系のハーブが少ないため、外観の調整で使いやすいハーブです。
蕾状だと上品に、花状だとゴージャスな仕上がりとなります。
香りは花状の方が良いので、蕾状で香りを出したい時は潰すと良いでしょう。
料理・スイーツ、お酒との相性やおススメの組み合わせ
緑茶やウーロン茶にミックスすると、
馴染みのあるジャスミンティーのようになります。
- 学 名:Jasminum officina
- 科 名:モクセイ科
- 使用部位:花
- 主な成分:
- 主な作用:鎮静、高揚、ホルモン調整、催淫
- 適応:鬱、落ち込み、不安
- 注意事項:
<関連事項>
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