優しいのみもの

「優しい」・・って、私基準です。

マテ茶

Mate(ハーブティー)

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「マテ」は様々な薬効とともに、南米では貴重な栄養源です。
ビタミン、鉄分、カルシウムなどを豊富に含み
肉体的な疲労回復に役立つため、
「飲むサラダ」と言われているハーブです。
 

 

ハーブティーの特徴

 
マテには「グリーン」と「ロースト」があり、
「グリーン」は焙煎していないリーフなので
緑色のお茶になります。
緑茶を飲んでいる感覚で飲めるので親しみやすい味です。
「ロースト」は茶葉を煎ったもので、
ほうじ茶に似ています。
 
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 「ロースト」は香ばしく、
 「グリーン」は緑茶のような味と香り
 
 
ドライは野草の香りです。グリーンマテは草の香りが強く出ます。
ホットでは、干し草に似た香りが出ますが、
水出しで抽出するとサッパリ飲めます。
 
高温で淹れると香りもカフェインも出るので、
ワイルドで苦味があり、刺激的な味わいです。
3分位から苦味が出てくるので、苦手な方は早めに抽出するとよいです。
・ドライ:銀緑色
・水色 :緑がかった黄色。
     時間が経つと酸化して緑色が濃くなり、玉露のような緑色に
     変化します。
     早めに飲みましょう。
 
ハーブティーの基本的な淹れ方
  ・1杯当たりの量:小さじ1
  ・ベスト抽出時間:蒸らし3~5分間
 
飲み方ワンポイント
 低い温度で入れた方が味も香りもまろやかで飲みやすいです。
 お茶に似て、サッパリとしたクセのない味です。
 冬はホットティーで、夏は水出しのアイスティーで楽しめます。
 カフェインが気になる方は、
 水出しで作ると、カフェインが溶け出さず、
 かつサッパリとした味わいのアイスティーが出来ます。
 特に夏は汗をかいてビタミンやミネラルが不足しがちなので、
 マテの水出しは飲みやすくておススメです。
 

効能

 
「マテ」に含まれる
「マテイン」というアルカロイド物質は、
自律神経を刺激して、
精神的な疲労の回復や
心因性の頭痛、抑うつなどにもよいとされています。
心の疲れを癒したい時や、気力を高めたい時にも役立ちます。
 
また茶葉には、1~2%のカフェインを含むとされ、
頭をスッキリさせたい時にもおススメです。
カフェインを取りたくない場合は、水出し方法で飲むのがおススメです。
 
血行を促進して新陳代謝を高め、
冷え性やダイエットにも効果があります。
脳や腎臓の働きを活性化させ、
肝硬変を予防する効能があるとも言われています。
 
尿の量を増やす利尿作用、脂肪を分解する作用があり、
代謝を上げて肥満防止にも有効と言われています。
 

 
 マテ茶のデータ 
  • 学  名:Ilex paraguayensis
  • 科  名:モチノキ科
  • 使用部分:葉
  • 作  用:興奮、脂肪分解、利尿
  • 主要成分:マテイン、カフェイン、タンニン、
         キサンチン、ミネラルなど  
  • 適  応:肉体疲労、抑うつ、代謝低下による肥満
  • 注意事項:妊娠中や授乳中の人と子供は
         使用を避けて下さい。
         また、高血圧や心臓病の人は過剰に摂取
         すると症状を悪化させる恐れがあります。