日本茶・冷茶
ここでは、冷茶の淹れ方を3種類ご紹介します。
夏にぴったりの、見た目にも涼しいお茶は、意外と簡単に出来ますよ。
茎茶、焙じ茶、番茶など他のお茶にも応用して、冷茶を楽しんで下さい。
水出し煎茶の淹れ方(煎茶、深蒸し茶、玉緑茶)
こちらは普段お使いの茶器を使って作る、
常温に近い温度のお茶の淹れ方です。
熱くもなく、かと言って冷た過ぎることもないので、
体に優しい温度です。
冷茶ポットなどに入れて、冷蔵庫で冷やして飲んでもOKです。
[用意するもの]
- 急須
- 湯のみ(人数分)
- 水
- 茶葉(ティースプーン×人数分)
煎茶は一人当たり2g強(ティースプーン山盛り1杯程度)(お湯で淹れる時よりも、茶葉は少し多めに)
[水出し煎茶の淹れ方]
1.水を湯のみの八分目程まで注ぎます。
2.急須に茶葉を入れます。
3.湯のみの水を急須に注ぎ、蓋をして静かに待ちましょう。
(15分程度)
茶葉がじわじわと開いて、
成分がだんだんに浸出してきます。
4.急須から湯のみに注ぎます。
量と味わいが均等になるように「まわし注ぎ」。
(1→2→3→3→2→1→1→2・・)
濃厚な旨味が詰まった最後の一滴まで
注ぎ切りましょう。
冷茶の淹れ方(オン・ザ・ロック編)
水出し煎茶と違って、
高温で溶け出しやすいカテキンなどの成分も頂くことが出来ます。
[用意するもの]
- 急須
- 湯のみ(グラスでも良い)
- お湯
- 氷
- 茶葉
[冷茶の淹れ方]
1.いつもより少し濃いめに煎茶を淹れます。
2.グラスに氷を入れます。
3.急須から、氷を満たしたグラスにお茶を注いで急冷します。
冷茶ポット編
気軽に沢山お茶を飲みたい時におススメの方法です。
[用意するもの]
- 冷茶ポット
- お茶
- お茶パック
- お湯(少々)
- 水
[冷茶の淹れ方]
1.お茶パックに茶葉を入れます。
パックの中でも茶葉が十分開くように、少なめに入れます
ポットの大きさに合わせて、お茶のパックを複数入れ、
濃さを調整します
2.冷茶ポットにお茶のパックを入れ、
茶葉が浸る程度のお湯を注ぎます。
3.5分程経って、お茶の葉が開いてきたら、水を注ぎます。
30分程度待ちます。
(お茶により、抽出時間が異なります)
冷蔵庫に一晩おいても良いです。
4.お茶の成分が出てきたら、お茶パックを取り出します。
出来上がったお茶は、その日の内に飲みましょう。