ゲットウ（月桃）

Gettou（茶外茶）

香ばしい風味

 

 

沖縄で自生している伝統のハーブ、「月桃（ゲットウ）」。

その美しい名前に相応しく、

５～７月頃に美しい穂状の白黄色の花を咲かせます。

お茶としても人気です。

甘くスパイシーな香りは心身の緊張緩和に効果があります。

 

 

月桃茶の香りと味わい

 

ショウガ科の植物ということもあり、

ショウガのような香りがし、

ちょっとスパイシーで、ほんのりとした甘みが特徴のお茶です。

体が温まり、ほっと一息つける嬉しいお茶でもあります。

リラックスを促し、疲れを緩和させることで注目されます。

 

基本的な淹れ方

《やかんで煮出す》 やかんの中に 水（1000ml程）を茶葉5～10g程を入れる。 沸騰するまで強火にかけ、 沸騰後は弱火で2～3分。 その後火から下ろします。 沸騰後、弱火で15分程じっくり煮出すと フルーティーな甘さが際立ち美味しくなる。 《急須で淹れる》 お湯を注いだ後、しっかり蒸らすのがコツ。 《水出し》・・・暑い時期におススメ ピッチャーに 700ml程度の水、3g程度の茶葉を入れる。 冷蔵庫で2～3時間程で完成。

 

飲み方のワンポイント

温かくしても、冷たくしても美味しく飲むことが出来ます。

輪切りにしたレモンを使ってレモンティーにしたり、

ハチミツを垂らして甘みをプラスするのも美味しいです。

ミルクを足すと、スパイシーな月桃茶をまろやかな味わいにしてくれます。

 

 

月桃茶の健康効果

 

 

月桃の葉には、優れた防腐、殺菌効果があります。

抗酸化作用のあるポリフェノールが

赤ワインの３４倍含まれていると言われます。

 

痰を切る効果もあることから、咳を伴う風邪や気管支炎、

鼻炎、鼻カタルの症状を緩和するのに役立ちます。

また、健胃作用も期待出来ます。

食べ過ぎた時や食後にこのお茶を飲むと、

胃もたれや消化不良を防ぐように働きます。

 

もうひとつかかせない成分としては、

コラーゲン生成を促進してくれる「カワイン類」が含まれています。

 

ハーブのデータ

 Data 

• 学　　名：Alpinia speciosa
• 科　　名：ショウガ科
• 使用部分：葉
• 主要成分：精油、カワイン、ケルセチン、ケンフェロール
• 作　　用：去痰、抗菌、消臭、防虫、健胃、
  　　　　　血圧降下、血糖値降下、防腐、殺菌
• 注 意 点 ：

 

 

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