茶外茶
「クミスチン」はシソ科の植物です。
6月から11月にかけて白や薄紫の可憐な花を咲かせます。
マレー語で「ネコのヒゲ」を意味するこの名前は、
上向きにピンと反って長く伸びた雌しべが
猫の髭に似ていることによります。
クミスクチンの葉茎を乾燥させてつくるお茶は、
沖縄では「グァバ茶」や「うっちん茶」と並んでポピュラーなもので、
アジアやヨーロッパでも古くから健康茶として愛飲されています。
葉には、ポリフェノールの一種であるロズマリン酸や
カリウムを多く含んでいるため、利尿作用があり、
腎臓の不調改善やむくみの解消に役立ちます。
- 学 名:Orthosiphon Stamineus Benth.
- 和 名:ネコノヒゲ
- 科 名:シソ科
- 使用部位:葉・茎
- 含有成分:精油、油脂性フラボン(シネンセチン)、カリウム塩
- 作 用:利尿・鎮痙
- 適 応:腎猛炎・膀胱カタル・腎臓カタル・過敏膀胱