紅茶(quality season)
紅茶の茶樹は亜熱帯から熱帯地方に植生します。
そしてそれらの地域には大なり小なり
「雨期」と「乾期」が存在します。
そして、クオリティーシーズンは「乾期」に当たります。
香りが非常に大切な特徴である紅茶は、
日をよく当てた方がよいと言われます。
なぜなら、香り成分を含む「ポリフェノール」は、
太陽光線に当たると大量に生成されるからなのです。
このような理由から、「クオリティーシーズン」の紅茶は
高く評価される傾向にあります。
その年の天候などによっても時期や品質が左右されますが、
「クオリティーシーズン」は一般的には、
その産地で最も品質のよいお茶ができる時期のことを言います。
クオリティシーズンの紅茶として
日本の市場に出るのは、
インドはダージリンとアッサム、
スリランカはヌワラエリヤ、ディンブラ、ウバ、
中国はキームンなどが有名です。
代表的な産地の「クオリティーシーズン」をご紹介いたします。
インド | ダージリン | |
ファーストフラッシュ (春摘み茶) |
3月~4月 | |
セカンドフラッシュ (夏摘み茶) |
5月~6月 | |
オータムナル (秋摘み茶) |
10月~11月 | |
アッサム | ||
ファーストフラッシュ (春摘み茶) |
3月~4月 | |
セカンドフラッシュ (夏摘み茶) |
4月~6月 | |
オータムナル (秋摘み茶) |
9月~11月 | |
スリランカ (セイロン) |
ウバ | 8月~9月 |
ディンブラ | 1月~2月 | |
ヌワラエリヤ | 2月~3月 | |
China | キームン | 4月~5月 |