緑茶・茶葉
スーパーなどセルフサービスのお店では、
商品に表示されている内容をきちんと読み取ることが、
良いお茶選びの一歩です。
お茶には、JAS法、食品衛生法、他の法律に基づき、
茶業団体が作成した統一の商品表示があります。
「緑茶の表示基準」は、茶を取り扱う者が、
それを供給、販売するにあたり、責任の所在を明確にし、
適正な商品情報を容器包装上に示すことにより、
商品の信頼確保、品質の保証を促すことで消費者を保護し、
茶の普及・発展を期するものです。
それを供給、販売するにあたり、責任の所在を明確にし、
適正な商品情報を容器包装上に示すことにより、
商品の信頼確保、品質の保証を促すことで消費者を保護し、
茶の普及・発展を期するものです。
お茶の種類、茶葉の産地などの基本的な情報を
まとめて表示した「一括表示」と、
品種、具体的な産地、有機栽培などの付加情報を表した
「任意表示」について紹介します。
一括表示
お茶の袋の裏面などには、
JAS法に基づいた「加工食品品質表示基準」により
表示することが義務付けられています。
(店頭量り売り等の場合は表示しなくて可)
項目 | 表示例 | 説明 |
名称
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煎茶
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お茶の一般的な種類が分かります。
煎茶、深蒸し煎茶、玉露、番茶、
粉茶、ほうじ茶、抹茶炒り玄米茶など。
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原材料名
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茶
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緑茶の場合は
「茶」または「緑茶」と
表示されます。
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原料原産地名
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日本
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茶葉の産地を表示します。
国内の茶葉だけの場合は
「日本、国産」、
あるいは
産地名称の都道府県の場合は
「○○県産」などと表示。
輸入の茶葉を使っている場合は、
その国名が表示されます。
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内容量
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100g
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gかkg単位で表示されます。
ティーバッグなど小分けの場合は、
「5g×10袋入り」と表示されます。
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賞味期限
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平成24年5月
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24.5、2012.5、1205などと
表示されることもあります。
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保存方法
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高温多湿を避け、
移り香に
ご注意下さい
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開封前の保存方法です。
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製造者
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★★製茶株式会社
○○県○○市
○○町○番地
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表示に関する責任者です。
製造者に代えて
販売者、加工者、輸入者の場合も
あります。
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任意表示、その他の表示事項
名称以外の茶種
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新茶、冷茶
一番茶、秋番茶、など |
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品種銘柄
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やぶきた、
べにふうき など
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産地銘柄
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「静岡茶」
「宇治茶」
「牧之原茶」など |
当該産地の原料を
100%使用している場合 |
静岡茶ブレンド
(静岡茶50%以上) |
静岡県産茶葉と
他の産地の原料とを 使用した場合 |
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企業銘柄
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名称や産地銘柄と類似しない、
企業独自のブランド名など
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包装形態
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ティーバッグ、スティック 等 (中身の包装形態) |
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取扱上の注意
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開封後の取り扱い方法や、
お茶のいれ方、飲用上の注意など
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その他
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有機農産物を原材料にしたお茶は、
「有機農産物加工食品の日本農林規格表示」の
定めに従って表示
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